高卒求人の採用活動は進んでいますでしょうか?
本当にしんどい思いをされている中小企業の経営者さま、採用担当者さまが多いようです。
「どうなってるんだ!お宅の学校はちっとも学生を紹介してくれないじゃないか!!」
そう怒鳴ってしまう方もおられるのだとか…。
1人を採用できる確率
そこで衝撃的な事実をお教えいたしましょう。
あくまで私の仮説から得た確率論的なものなので、正確ではないということを予めお断りしておきます。
建設業というくくりなのですが、今年度の高卒求人で、私が分析したところ、私の活動範囲内で「1人採用するのに約380人」にアプローチしていかなければいけないという計算結果が出ております。
漠然と求人を出して採用できる確率はわずか0.26%です。
そして圏内の就職希望の学生自体の数が600名ほどです。私はこれを毎年把握して活動を行うのですが年々厳しくなってきている状況です。
この事実を受け止められますか??
圧倒的な業界の求人数と、その業界を希望する人のバランスの差かおわかりいただけたでしょうか?
べつに脅しているわけでも、あきらめろ!と言っているわけでもございません。
現実を明確に把握したうえで、対処していかないといけないということです。
これを社内で伝えているのですが、、、
危機感を感じているのは経営者だけです。まぁ従業員に言っても伝わらないものです…。
(あなたの会社はどうですか?ご意見をいただけると嬉しいです)
これからどうすべきか
「もう無理だ…」と思ってあきらめるか、人材獲得競争に挑むか…。
しかし冒頭でお伝えした衝撃的な事実は決して悲観的になることはなく、採用活動のやり方を変えていけばパーセンテージは上げていく事が可能になります。
現に私もそうして毎年1人~3名の高卒者をコンスタントしてきたのですから。
ただし、「普通のやり方では到底太刀打ちできません」ということをお伝えしたかったのです。
よく勘違いされるのですが、「人材採用のライバルは同業者他社ではない!」ということです。
同業他社をベンチマークにしてはいけないのです。
その先入観を払ってから、「どうすれば学生が応募してきてくれるのか?」を考えてほしいのです。
もっとお伝えしたいのですが、時間が迫っていますので今日はこの辺で。。。