”国があなたのために
何ができるかを問うのではなく、
あなたが国のために
何ができるのかを問うてほしい。”
こんにちは 藤むらです。
これはアメリカ大統領
「ジョン・F・ケネディ」が残した名言。
当時、多くの国民に刺さったと
言われています。
そして、
この名言を石破総理が引用し、炎上。
国民からヒンシュクを買いました。
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何を言うか?より、
誰が言うか?の典型ですね。
そもそも信頼されていない人から
名言を言われても納得するはずもなく、、
むしろ反感を買うだけです。
そもそもアメリカの大統領は
国民から選ばれている存在ですが、
日本の首相は
国民が直接選べる
仕組みになっていません。
ですから
このようなことが
起きると考えられるわけです。
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しかし原因は
それだけでは無いと思われます。
国民じたいが
ギバーより、
テイカーになっている。
私はそう感じています。
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テイカーとは端に的言うと、
権利ばかりを主張する人。
義務を果たさず要求ばかりする人。
与えることより
多くを受けとろうとし、
自分の利益を優先する人です。
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一方で、ギバーとは
損得勘定なしに他人に奉仕する人。
自分よりも他人の利益を考える人。
自分が受け取る以上に
他人に与える人です。
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さて、今の国民は
どちらの方が多いでしょうか?
まぁデータと取っている・・
わけではないので、
なんとも言えませんが、
私の周りには
テイカーが多いような気がします。
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特に
会社の求人サポートをしている
私においては、
とくに
応募してくる求職者に
このテイカーが多いと感じます。
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たとえば、
仕事は定時。
残業はしたくない。
休みはキッチリ
土日祝がいい。
休日出勤はもとより
出張なんて論外。
でも??
与えた仕事は
こなさない。
つまり
権利ばかりを主張し、
義務を果たさない。
このような人が
特に中小企業には
多く集まってきます。
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それもそのはず。
多くの中小企業は
人手不足に困っており、
来る者拒まずで
採用したり、
応募が来ないからと言って
待遇面をアピールしているからです。
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待遇面をアピールすれば、
待遇面を目的で人は
やってきます。
待遇面目当てにやってくる人は
その待遇面等の条件が違うと、
文句をブーブー言うわけです。
では、どうすれば
いいのか?
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1つは
待遇面アピールしないこと。
もう1つは、
義務と責任をしっかり
果たしてもらうことです。
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具体的には
待遇面をアピールせず、
仕事や会社の魅力をアピールし、
その仕事の魅力や会社の方針、
価値観に共有してくれた人を
集めるようします。
そして採用ができたら、
義務と責任を果たしもらう。
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これは具体的に
業務内容や達成目標を
数値化させるなど具体的に明示し、
それを達成できたら
権利を与えることをします。
つまり、
この待遇を与えるためには、
コレだけの仕事をこなしてもらいます。
とか、
コレだけできるようになったら
昇給します。とか、ですね。
細部まで明確化することで、
相手に義務と責任を持たせるわけです。
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ほとんどの中小企業は
コレをしていません。
ですから、
権利ばかりを主張する
テイカーを引き寄せ、
社内をグチャグチャにされて
しまうわけです。
コレでは
何をしているこっちゃ。
になってしまいます。
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で、、
話がまとまりませんが笑、、
今回お伝えしたかったことは、
”会社があなたのために
何ができるかを問うのではなく、
あなたが会社のために
何ができるのかを問うてほしい。”
そんな状況になるよう、
テイカー人材を寄せ付けず、
ギバー人材を引き寄せるための
求人と採用は戦略的に行いましょう!
ということでした。
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P.S.
求人広告の代理店、
営業マンの話は鵜呑みにしては
いけません。
給与を上げないと
応募が来ません。
休みを増やさないと
応募が来ません。
これらは
テイカーを引き寄せるだけです。
そして、
求人広告の代理店、
営業マンは、
広告を出してもらって
ナンボの業界です。
採用しては
辞めていく。
そしてまた
広告を出す。
このルーティンが
広告業が一番儲かる
プロセスなのです。
ですから、
このルーティンの術中に
ハマらないよう、
自ら求人採用力を
身に付けましょう。
お金も会社のブランドも
毀損させていきますので。
それではまた。