高卒求人倍率は常に高い
藤村です。今年も高卒求人が解禁されます。先日、学卒求人説明会に参加してきました。コロナ以降、2年ぶりの開催で、多くの企業さんが集まっていましたね。
で、就職希望者数の一覧を見てみると、パッと見、明らかに就職希望者が減っているように思いました。
ということは、求人数は減っていても就職希望者が少ないので求人倍率は激上がりするってことですね。
高卒は使えるか?
先日、ある会社の経営者から「高卒って、ぶっちゃけどうなの?」という質問が来ました。
ぶっちゃけどうなの?って意味は、採用する意義はあるの?ってことです。
というのもその会社、毎年高卒者を採用しているのですが、離職率が高かったり、成長してくれないってことで、どうやら頭を抱えているらしいのです。
「やっぱり大卒者とはベースが違って、物覚えも悪いし、仕事の意識が低いんだよ」と。
あなたの会社ではどうですか?
私のところでも、従業員から「使えねぇ」とか「アホ」とか「教える価値ない」とか、まぁ言いたい放題言っている人がいるのですが、
もし、あなたの会社の人も同じように感じているのなら、、、ちょっとヤバいかもしれませんね。
ビリギャルに学ぶ意識改革
ビリギャルって知ってます?
小学生レベルの学力しかない、学年でビリの高校生ギャルが、偏差値を上げて慶應大学に合格するって話し。
その中にあった名言をお伝えしておきますね。
あんまり詳しく読んでいないので、アレなんですが、、
生徒の教育に手を焼いていた、ある先生はこのような捨てゼリフを吐きました。
「ダメな生徒はダメなんですよ」と。
しかし、ビリギャルを慶応大に進学させた坪田先生という方は、こんな反論をしました。
ボクはダメな生徒なんていないと思うんです。ダメな指導者がいるだけです。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)
使えないとしたら…
コレって学校だけじゃなく、会社にも当てはまると思いません?
育たないのはその人が悪いとか、育てる暇がないとか、昔は自分から覚えるものだったとか、そんなこと言っている時点で、人は永遠に成長しないと思うんですよ。
それは「空からお金降ってこないかな〜」と言っているくらい無責任ですし、
事実、人が育たない会社って絶対に言い訳したり、人のせい、環境のせいにしています。
だから新卒社員は成長しないどころか、会社から離れていくのです。
人を育てるには、自分流では厳しいです。
人を育てるために自分が努力をしないのに、新卒者が仕事で努力するはずがない。最近、特に痛感します。
厳しい言い方かもしれませんが、新卒者を本気で育てる気のない会社は、求人しないほうがお互いのためですね。
それくらいの崖っぷちまできていますよ、日本は。
ですからもし、人が育たない、定着しないと思うなら、その原因はその人ではなく自分にあるのではないか?と再認識しましょう。
そして口が裂けても「使えない」とか「育たない」とか、そういう愚痴は、自分の能力の無さをひけらかしているようなものなので、周囲には絶対に言わないよう注意してください。
では、またブログ、投稿します。