突然ですが、御社が人材採用で選考する際に重視する大きなポイントとは何でしょうか?
私は基本的に採用基準は甘いですが、最近
これだけは絶対重視!
という基準があります。
それは…
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増加しているロボット化
最近と言いますが、普段の日常生活の中で感じることがあります。
先日、よく購入させていただくメーカーの事務所へ行く機会がありまして、その時に再確認しました。
その時20代の女性スタッフが対応してくれたのですが、それまでそのメーカーに抱いていた良いイメージが一気にイメージダウンしてしまったのです。
それはスタッフの「接客の対応が気持ち良くない!」のです。
「接客態度が悪い」のではなく「冷酷」というか、ひと言で言うと
愛想がない!
とても「違和感」を感じたのです。
それはまるでロボットと話しをしているかのようでした。
極端な話し、私の質問に対して「イエス」か「ノー」かなのです。
私に質問も投げかけてくれませんし、提案もしてくれませんでした。
私、かなりのリピーターだと思うのですが…。
それはまさに若年層の感情がどんどんクール化しているということでしょうか。
プライベートでクールなのは勝手なのですが、、
お客さん相手にクールになったらダメでしょう。
挨拶もできない、笑顔もできない、会話が棒読み、融通がきかないetc…
それじゃあ顧客が逃げて行きますよ!!
今回の件だけでなく、さまざまな買い物やビジネスで若者と話しをしていると、
ペッパー君(会話型ロボット)に対応してもらった方がどれだけ良いか…
と思うこともあります。
現に、
「感情の起伏がない若者との接し方がわからない!」
という現場の生の声をよく聞きます。
感情の無い人間は成長できない
「感情が無い人間は成長できない」
これは私の持論です。
たとえば1、2世代上に年齢層が上がれば、会社やお客様の不平不満を態度に示す人がいます。
でもそれは会社の体制や本人のマインドの問題で、改善の余地があります。
逆に言えば「不平不満」などは感情から来るものですし、うまく指導すればそのフラストレーションを良い方向へと持って行くことができます。
しかし現代の若者はそれすら無いと感じるわけです。
あるお年を召された方が言っておられたことを思い出しました。
「最近の若いコは仕事の話しだけしたらさっさと帰ってしまう。世間話しもしてくれない。年寄りの楽しみの1つである会話が無いんならもう取引やめよう。」と。
本来、人間の本能には
「人の為に役に立ちたい!」
という本能、
「ありがとう」
と言われたら
「嬉しい」
という感情を持っています。
それが欠如している若者が増えてきている…。
冷酷というか、
「お客様に喜んでもらいたい!」
という欲求・感情が抜けているような気がします。
それは経験不足からくるものかもしれません。
感情が表に出せないだけかもしれません。
しかし「ありがとう」と言われたことに対して、
『無感情』
である人間は成長する伸びしろが無いと思います。
また
『ありがとう』
という感謝の気持ちを持っていない人。
そういう人間は私は採用しないようにしています。
会話ができなくても気持ちが伝わってきたらそれでいいのです。
行動で示せばいいのです。
しかしそれすらできない若者が増えています。
「ゲームばっかりしないで人と会話しろ!」
そう叫びたくなります。
当社にもそういう傾向のある社員はいますが
「気のきかない」「人の気持ちをわかろうとしない」
人間はちょっと厳しいですね。成長しません。