求人を出しているのに応募がない。
待遇を見直したのに人が集まらない。
なぜ、あなたの会社に人材が集まらないのか?
答えは至ってシンプル。
あなたの会社で働く理由がないからです。
その理由は大きく2つに分かれます。
・1つ目は業界全体というマクロの問題。
・2つ目は個々の会社というミクロの問題。
まずは1つ目の業界全体の問題。
例えば、ブラック企業。
飲食業界は残業が多く休みも取れない。
介護業界は給料が安い。
建設業界はそれに加えて仕事がキツイetc…。
巷ではそんなイメージが根付いているのではないでしょうか。
また昨今は、会社の存続を揺るがすような大きな不正・偽装問題が社会問題となっておりますが、メディアにより厳しいコストカットや劣悪な労働環境が暴露され、業界のイメージダウンとなっています。
昔は入社してみないとわからなかったブラック企業やその業界も、IT,特にソーシャルメディアの発達により、簡単に内情を入手できる環境です。
日本は人の足を引っ張る行為を喜ぶ人間が多い…。ということもあるかと思いますが、良い情報より悪い情報の方がいとも簡単に情報が拡散されてしまうようです。
そんな悪いイメージで塗られた業界に誰が就職するのか?
ということです。
そして2つ目の個々の会社の問題。
現在は求人倍率が高い状況にあり、数多ある求人の中で人材を獲得しなければならない…。
まさに人材獲得戦争です。
あなたの会社が求人を出していること、求職者は知っていますか?
あなたの会社に応募したい!そう思ってもらえる環境ですか?
応募者が出てこない理由はそこにあります。
この考え方はかなり重要です。
年々、労働人口が減少していくなかで、人手不足は常態化し、人材確保は難しくなります。
手をこまねいているだけでは人材を獲得することはできません。
求職者が、あなたの会社で働きたい理由は何なのか?
あなたの会社で働くことにより求職者はどうなれるのか?
これを追及していくと打開策が見えてきます。
自分目線ではなく、相手目線で考えることが1つのポイントですよ。