人材の確保は順調でしょうか?
いろいろ情報交換をしておりますと、今年は中小企業、特に零細企業の人材確保は非常に厳しい状況となっていると聞きます。
また新卒者も例年に比べ、早い時期に内定をもらっている人が多いようです。
私の会社でも、採用予定人数を下回る予感で、想像以上に苦戦を強いられています。
良い事ばかり伝え、半ば強引に獲得している企業も見受けられます。
入社してみたら思っていたのと全然違った…。
こんなことは良くあることですが、もはや「獲得したもん勝ち」という雰囲気さえ感じられます。
まさに人材獲得戦国時代です。
先日、介護関係の企業の倒産件数が増えているというニュースを目にしました。
原因の1つに「人手不足」ということが挙げられていました。
今後、人手が売上に直結するような会社、人手不足に陥っている会社は、
「人手不足による倒産」という危機を避けて通れなくなります。
倒産を回避する為には、人材確保の知恵を絞っていく必要があります。
人手が足りない時だけ求人を募集をするというやり方では、なかなか人材を確保することが厳しくなるでしょう。
安定的に人材を確保している企業は、会社の業績が良くても悪くてもどんな状況であれ、1人でもいいから人材を獲得し、会社に人が入ってくる流れを作っています。
それは水脈と同じで、一度水の流れを止めてしまうと、その道に水は流れにくくなるからです。
そして少しでも良いので、流れを作ってしまえば、安定的に水は流れてきます。
但し、注意しなければいけない事は、汚染された水を流さないことです。
喉から手が出るほど欲しくて手を出してしまった水が、実は汚染された水であった場合、浄化するのに時間とコストがかかります。
零細企業は汚染された水が入ってきやすいので特に注意が必要です。
その為には「良い水が入ってくるような環境にしていく」という事が、今後の人材確保においてとても重要となってきます。
あなたの会社はきれいな水が入ってくる環境になっていますか?
では今日はこの辺で…。