先日より1週間ほど入院しておりました。
1週間の入院は今までありませんでしたので良い経験をさせてもらいました。
まず始めに感じたことは、外来、入院を含め、病棟内にいる患者さんは、高齢者ばかりだということ。
そして患者を診る医師も高齢化しているのではないか?ということ。
そして一番感じたことは…
看護師さんは若い方が多かったのですが、夜勤を担当している看護師さんの人数が少なすぎる!
ということです!
日中は「4人の入院患者数に対して1人の看護師が対応」に対し、
夜はなんと「15人の入院患者数に対して、対応できる看護師が1名」と掲示板に記載してありました。
これは過酷すぎる…。
夜の部の看護師さん達は、あちらこちらで鳴りまくっているナースコールの応対で走り回っているわけです(ナースコールを押しているほとんどがご高齢者です)。
私も夜中に点滴をが終わり、点滴が終わると知らせてくれるアラームがずっと鳴っていたのでナースコールを押しましたが、看護師さんが来られたのはそれから5分ほど経過してからでした。
「遅いじゃないか!」という憤りなどなく、むしろ「可哀そうだ…」と思ってしまいました。
看護師さんの仕事はナースコールの応対だけではありません。他にもいろいろやることが重なっていると思います。
しかも、ミスは絶対に許されない…。
仮眠をとっているかどうかはわかりませんが、恐らく12時間以上は働いていたかと思います。
もはや責任感や使命感がなければできない仕事です。
どこの業界でも、皆がやりたがらない時間帯、業務は1人あたりの負荷がかなり重いようです。
そして慢性的に人手不足が続く…。
命に係ることなので、医療の現場だけは人材不足になって欲しくないですね。
では今日はこの辺で…。