仕事で京都市街へ行くとたまに寄る飲食店があったのですが、
若い日本人の男性スタッフ(大学生のアルバイトか)が、やる気の無さを前面に押し出した態度で応対していて、
気分を悪くする為にゴハンを食べにきたような感じにさせられ、しばらく行っていませんでした。
しかし先日久しぶりにそのお店に入った時、
ホールのスタッフが全員、外国人留学生のアルバイトに替わっていました。
前回のスタッフとは違い、言葉はカタコトでも礼儀は良いし、よく動くのでイライラさせられることはありませんでした。
大阪へ仕事へ行った時にたまたま寄った飲食店も、外国人スタッフが多く、よく働くなぁって感心したのが女性スタッフか、外国人スタッフでした。
これは
そう遠くない日本の、労働環境のあるべき姿なのか…
日本男児の労働力はもう外国人以下だな…
そう感じずにはいられない瞬間でした。
経営者側からすれば、同じ給与を払うなら、よく働いてくれる人間を選びますよね?
働くどころか、お店に悪印象を与え、売上さえも落とすような人間は来て欲しくありません。
法律等が改正され、外国人の労働環境が整備され出したら、私ならまず外国人から採用すると思います。
もちろん頑張っている若者もいますので、全員とは言いませんが、労働力という視点からすれば、
日本男児の労働力の質はかなり低下していると思います。
言い方は悪いかもしれませんが、誰でも働けるような仕事でも、まともに仕事をこなせないのです。
実際私の会社も含め、特に現場労働や飲食店など、周りから「キツい」と言われるような仕事は、労働生産性が低下している企業もあるのではないでしょうか。
しかし現実問題、今の労働環境では外国人を雇うことに限界がありますので、日本人の若者を採用し、一人前に育て上げる必要があります。
今後、労働需給が緩和されても、優秀な人材を確保、育て上げる労力は厳しくなっていくでしょう。
アベノミクスが、GDP600兆円を目指して「1億総活躍」を打ち出していますが、これは女性や高齢者だけでなく、
外国人の労働力を借りなければ達成できないのかもしれませんね。