先日
「人材獲得の為にホームページを充実させたのにイマイチ反応が無い…」
というお話しをいただきました。
人材を獲得するにあたり、ホームページやSNSを充実させ、自社の内容を公開することは、求職者にとって安心して応募できる材料となります。
しかし、充実させたからと言ってすぐに応募が集まるわけではありません。
さまざまな原因を考えなければいけないのですが、考えられる要因の1つに、私の経験から言うと、
建設業界に就職しようとする人たち(特に若者)はホームページやSNSをあまり見ない傾向にあります(データを採っているわけではありませんが…)。
一時期、20代以下の応募者に
「当社のホームページは見ていただけましたか?」と面接時に質問した際、
7,8割の人間が
「見ていません」と答えていました。
えっ??あれだけスマホが普及しているのに!??
と思われるでしょう?
スマホに焦点を当てて言いますが、
当社の若手社員のケースで言うと、ほぼ全員スマホを持っていますし、仕事以外の時は、時間を忘れ、周りの状況がわからないくらい食いつくようにスマホを見ています。
さすが若者!よっぽどスマホを駆使しているんだなぁ…と思ってしまいがちです。
しかし、
『スマホを持っている = 機能を最大限活用している』
『スマホを持っている = ネットを見ている』
とは限りません。
もうおわかりかと思いますが、彼らの多くはゲームに夢中なのです。
便利なデバイスがほぼゲーム機と化しているわけです。
それ以外はYouTubeなどの動画を見ているか…です。
ネットで調べものをする時は、よほど切羽詰まった緊急時にしか見ていません。
例えば面接を受けるために面接会場へ来る際、スマホを持っているのにも係らず、道に迷う人がいるくらいです。
何かわからない時も、スマホで調べればすぐわかることを「〇〇って何ですか?」「〇〇っていう漢字どう書くんですか?」とわざわざ聞いてくるくらいです。
全員ではありませんが、誤解を恐れずに言いますと、
建設業界で働こうとする人たち(特に若者)は、ネットで調べものをするような習慣がない人が多々いる…
ということを認識しないといけないのです。
ようは、
『スマホ → ブラウザのアプリを起動 → 会社のホームページ閲覧』
という動線(プロセス)が彼らにはないか、面倒かのどちらかなののです。
ですから、
「見てください!」
と、当社のホームページやSNSを見てもらうまでのアクションを促すことが必要なのです。
ということで本日はここまでです。また次回…。
追 記:
この記事を読んでくれた方が、
「飲食店に勤務してるんですけどめっちゃわかります!ランチ時は建設関係、運送関係のお客さんが多いんですけど、ほとんどが下向いてスマホ見てゲームしてはります!人とあまり会話しない仕事ってそうなるのかな…。ゲームに夢中すぎて昼何食べたかもわかってないんちゃう?(笑)」
とメッセージいただきました。どなたかわかりませんがありがとうございます(^^)