就職活動をしている新卒者または第2新卒者の方に、何気なく質問している項目があります。
Q.お給与とお休み、選ぶならどっちですか?
人によって回答は違いますが、大抵の人は『休み』を希望します。
この回答を受けてどう捉えるかです。
まずは「何故休みを取ったのか?」の根拠を詳しく聞くことも大事ですが、それよりも採用する側の考え方がどうか?なのです。
「そんなことではこの仕事はつとまらん!」と嘆くのか、「できるだけ対応しよう」と思うのか…。
私の所属する会社は積極的に後者を採用しています。
建設業の仕事は基本的に土曜日も仕事をしています。2連休、3連休なんてまず無いと言っていいでしょう(労基法的にもグレーゾーンですがこの話しはまた別の機会に)…。
しかし「休みが欲しい」という需要に応えなければ、応募すらしてくれません。
「休みが欲しい」という人には、それに対応したシフトを組んでいます。その分お給料は減りますが…。
「お金を稼がなかったら遊びにも行けないし、デートも結婚もできないじゃないか!!」
そういう意見もありますが、お金が欲しくなった時はその時、それに対応したシフトを組んだらいいのです。柔軟な対応が必要です。
まだ社会人になって間もない人に物事の判断もつきにくいでしょうし、そもそも自分の時間を大切にする人々が圧倒的に増えました。世の中の環境に対応しなけらば、いつまで経っても若者から見向きもしてくれません。
まぁ本当は「お金」も「休み」もどちらも大事なのでしょうが、「なぜ求職者にいつも質問しているのか?」「休みを増やしてまでシフトを組んでいる本当の狙い」は、また別の機会にお話ししたいと思います。