ハローワークだけでなく、就職先を紹介している団体はいくつかあります。地域によってさまざまですが、
とある団体が主催する新卒・第二新卒向け就職合同企業説明会の見学に行ってきた時の話しです。
会場には、『本当に少子化なのか…?』と思ってしまうくらい大勢の若者で溢れ、参加企業もさまざまな業種が多数出展していました。
いろいろブースみて回って賑わっているんだなぁ・・なんて思っていました。
しかし、、、、
ある業種のブースだけが、さみしく閑古鳥が鳴いている状況だったのです。
もうおわかりですね??
そうです。建設業の企業ブースです。誰一人寄り付いていません。大勢の若者で賑わっている会場ですよ?
地元の名高い建設会社でも…です。
こんなに大勢いれば1人や2人は獲得できるのでは??そんな淡い期待は予想以上に裏切られたことでしょう。
同業界で採用担当をしているだけに、私もかなり落ち込みました。
『どんだけ人気ないねん…』
それは認めざるを得ない現状ということです。
しかし、原因は外的要因だけでない、あることに気がつきました。
まず、印象深かったのがブースのイメージです。
他業種のブースは、就職希望者に注意を引いてもらおうと、大きな看板やのぼりを立てたり、目立つ色の服装をしていたり、企業によっては、かなりの美女を揃えて気を引いているところもありました。
建設業の企業ブースはどうでしょう…。殺風景極まりありませんでした。のぼりもない、見学者の呼び込みもしていない、置いている資料も会社案内と紙1枚…。そんな状態でした。
そして、もうひとつよろしくなかったのが、対応する人の人相、身なりです。はっきり言って清潔感も笑顔もありませんでした。
それでは寄り付こうとしないのも無理ありません。
建設業はもともとイメージが良くありません。まずは良くないイメージを払拭することから始めなければいけませんね。