先日、東北地方では人手不足感が減少してきているというニュースを目にしました。
しかし、今タイムリーで話題となっている、
「2020年の東京オリンピックの新国立競技場」ですが、
建設総工費の話題以上に人手不足が問題となっているのは周知の事実。
(将来の人件費や資材コストを考えて原価積み上げ方式でいけば、きっとあのくらいの建設費になるのでしょう。)
今後、この建設業界がどのように変化していくのかはわかりませんし、人手不足の問題もどうなるかわかりません。
しかし今現在、人手、特に若手が足りないのは事実です。将来的に人手不足に陥る可能性を示唆しているのは予測できますね。
採用方針は人それぞれですが、私の会社では、中途採用も去ることながら、高卒採用を積極的に行っています。
なぜか…
1.圧倒的な若さ
2.会社の色に染めやすい
3.真面目な人が多い(これは主観的。)
だからです。
1.については説明しなくてもよいでしょう。
2.についても説明不要かと思いますが、
高卒者は社会経験がほとんどないので「仕事がどんなものなのか?」ということがわかりません。
それにつけ込むわけではありませんが、中途採用や大卒採用に比べると、スポンジのように吸収してくれる人が多いのは事実です。
指導してもなかなか理解してもらえませんが、仕事に対して「自分流」というものがないので教えがいもあるということです。
(ちなみに大卒者は、地方の小さな会社を相手にしません。すこし会話をすればわかるのですが、変なプライドがある人間が多いような気がしますので、重視していません。あえて当社を希望するのならじっくりと選考します。)
3.については私の主観です。
もちろん見てないところでサボる人間もいます。サボろうとする人間はどの年代でもいます。
選考時にしっかりと見極め、仕事上ではコミュニケーションをとって指導していけば、コツコツと仕事をこなしてくれる人が多いように思います。
あとそれ以外にコストについてよく議論になりますが、これは一概に言えません。1から育てるか、経験者を採用するかは会社の方針だと思います。
高卒者の能力には限りがあります。初任給はもちろん低いですが、その分、一人前になるまでの人材教育にコストがかかることは事実です。途中で退職されたら全てが台無しです。
その為にどうすればいいのか…
これは難しい課題です。
また私の考えをまた改めてご紹介できればと思います。
ここで私が各学校でヒアリングしてきた情報をお届けします。
皆様も認識されているかと思いますが毎年、高校の生徒数は減少傾向にあります。
ところが一方、就職希望率(数)は「ほぼ横ばい」というデータがあります。
さまざまな要因はあるでしょうが、経済的理由で進学できないという家庭も毎年増加している…という影響もどうやらありそうです。
さてあなたはどんな人に来てほしいですか?
その為にどのような採用活動をしていますか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは…