先日、ネットニュースで
「仕事は見て盗むという指導法が議論に」
という記事がありました。(その記事はこちら→【「仕事は見て盗め」指導法に賛否】)
確かに、考え方が古い!という意見、仕事は見て盗んだほうが記憶に残る!という意見、賛否両論ですが、
もちろんこちらから教えるより、向こうから知ろうとする方が断然身になりますよね。
しかし、現代の若者は「仕事を見て盗む」という発想自体持っていないのが現状です。
どうすれば仕事を覚え成長してもらえるか?
わが社では、10代・20代の従業員を多く抱える中、いろいろ観察していると、
私の理想としている、大まかな指導法が掴めてきます。
1.まずはひと通り指導をする。
2.仕事に興味を持ってもらう。
3.仕事の楽しさを知ってもらう。
4.仕事が楽しくなってくる。
5.あんな仕事がしたい!と思うようになる。
(あんな人みたいにバリバリ仕事ができるようになりたい!と思ようになる。)
6.離脱しない程度に試練を与える。
(どうすれば乗り越えれるかを考えさせる。)
7.自ら仕事を覚えるようになる。仕事を見て盗む。
(試練に乗り越えれるよう時にはサポートが必要。)
ざっと、こんなプロセスを踏めば効率よく成長してくれるのではないでしょうか。
特に職人の世界でよくありがちな「厳しさから教える」「仕事させるのは10年早い」という思想は反対ではないのですが、
いかんせん、現代の若者に当てはめると、どうしても効率が悪くなりがちです。
ある程度「レールを敷いてあげること」が必要なのです。
「そこまでしないといけないのか??」
という言葉をよく耳にします。
答えは
「そこまでしないといけない!!」
のです。
現代の若者は、良く言えば「時間の効率を重視」し、悪く言えば「根気がない」のです。
この流れは私たちの力ではどうすることもできません。
結局は、「こちらに合わす」か、「相手に合わす」か、「双方譲り合う」か、なのですが…
若者を獲得し、お金の成る木に成長させるには、
時代の変化と共に指導法も変えていかないといけないですよ
というお話しでした。