先日、建設工事現場で
人手不足だ!とくに若手不足だ!
と嘆いている方にある質問してみました。
「子供さんに働いてもらったらどうですか?」
と。
そうしたら、
「ウチの子供には建設関係の仕事に就かせたくない!」
と言うのです。
「えっ、なぜですか?若手が足らないんでしょう?」
と再度聞いたみました。そうしたら
「こんなしんどい仕事、息子にはさせたくない!」
と、おっしゃるわけです。
私はこんな質問をよくするのですが、半数以上の方は
「自分の子供には建設業界に入ってほしくない!」
とおっしゃいます。
私は言いたいです。
自分の子供にさせたくない仕事に
若者が集まって来ると思いますか!?
と。
例えが悪いかもしれませんが、
お客さまには「ウチの建物は良いから是非ウチで家を建ててください!」と言っておきながら、自分はヨソのハウスメーカーで家を建てるようなものです。
建設業界で働いている人たちが
「建設業界は良くない」
というイメージのメンタルブロックかけているから、いつまで経っても建設業界のイメージアップはできませんし、若者もよってこないのです。
周りの誰かがこの業界を良くしてくれるワケでも、イメージアップを演出してくるワケではありません。
建設業の魅力、イメージアップ、社会的地位を向上させるためには、
まず建設業界に身を置いている人たちの意識改革からしていかないといけないのです!