採用活動の際、自社の仕事内容を説明をする機会があるかとは思うのですが、専門的な言葉を発してしまうがために
「相手に伝わらない」 「理解してもらえない」
ことがあります。
これは営業にも通じ、商品やサービスを説明する際、知らないうちについつい業界用語や専門用語を言ってしまい、相手に理解してもらえなことがあります。
私自身は相手に理解してもらうよう噛み砕いて説明をしているつもりですが、特に営業をやったことがない人に、
「プレゼンしてみてください」
とお願いすると専門用語を並べて説明する傾向にあります。
例えば 「工事の施工管理者」 の事を、社内用語では 「担当者」 と呼んでいますが(工事現場の管理を担当しているから担当者と呼んでいます)、これを外部の人にそのまま発すると、
「は?何の担当者??」
となってしまうわけです。
特に自社の業界のことが全くわからない求職者が見学に来られたら、よくよく噛み砕いて説明してあげることが大事です。
「ゼネコン」という言葉すら建設業界にいなければ なかなかわからないものです。
相手が「???」となって
「イマイチ説明がわからないし、この会社はいぃや…」 とならないようしないといけませんね。
数多ある求人数の中から
好印象をもってもらわないと相手の記憶に残してもらえませんから…。
ちなみに余談で、営業マン時代に感じたことですが、年配や会社の上層部におられる方には、相手が理解できなくても、ある程度の専門用語を使った方がよいのではないかと思われます。
「そんな事も知らないのか」 と思われたくないプライドがあるからです。
プレゼン中などは適度に専門用語を使って、「あっ、理解してないかも…」と思ったら、さりげなく資料をお見せするとか、
間接的にそっと説明する気配りが必要です。
仕事でもプライベートでも、人と接する時は細心の心配りが必要かと思います。