各学校へ採用活動を行っておりますと、進路指導の先生から同じ質問をよくされることがあります。
『よく建設会社から求人いただくのですが、工事をしない工事会社ってどういうことですか??』と。
『実際に現場へ行って力仕事をするのではなく、スケジュールやお金の管理、職人さんを手配したりする、言わば工事を管理する側の仕事なんです。』
と説明するのですが、どうもこれが生徒、特に高校生にはそれが理解できないらしいのです。
進路指導の先生が仕事の内容を理解できないのだから、ましてや生徒に理解できるはずありません。
よくよく理解してもらうことが必要だと思うのです。
私は常に持っている資料やタブレットに入っている写真をお見せしながら、どんな仕事をしているのか理解してもらいやすいように考えてお答えするのですが、求人を出すだけの、自社の仕事内容をわかりやすくアピールする建設会社がいかに少ないことか。
進路指導の先生に、どういった仕事をしているのか丁寧に説明し理解してもらえば、
「こんな仕事している会社があるから一度見学に行ってみたら?」
と生徒にも伝えやすくなりますし、またコミュニケーションもとれて先生から紹介もしてもらいやすくなりますよ。