~求人誌で反響を得る3つの方法~
全4回のうち、最終回の第4回目となります。
それでは、3つの方法(・3Kの法則・3W1Hの法則・AIDMAの法則)のうち、3つ目の方法である、
『よしっ反響だ! AIDMAの法則』
をご紹介していきます。
AIDMAとはマーケティング戦略でよく使われている論理的思考法で、
1.A (Attention) 注意をひく。
2.I (Interest) 興味を抱かせる。
3.D (Desire) 欲求を駆り立てる。
4.M (Memory) 記憶に残す。
5.A (Action) 行動させる。
という5つのフレームワークから成り立っています。
これを「求人広告に当てはめる」ことにより、数ある求人情報の中から当社を選んでもらおうという手法です。
では私が実践して「問い合わせが増えた」例をご紹介しましょう。
ひとつ、求人広告例を見てください↓
これは、求人誌に掲載する際の典型的な内容だと思います。
この内容が悪いわけではありません。求人誌をめくると良くみる内容です。
しかし求職者側にとっては何か魅力に感じる部分はあるでしょうか?似たような内容の求人情報が並べられ、恐らく興味を持たれるどころかスルーされてしまうのがオチだと思います。
内容ひとつひとつを説明すると長くなるので割愛しますが、前回の『ターゲットを絞れ!3W1Hの法則』(前回の記事はこちら)で説明した「誰をターゲットにして募集しているのか?」がまず曖昧です。
そして今回のAIDMAの法則に当てはまる内容でもありません。
では次に、30歳位までの転職者にターゲットを絞りAIDMAの法則を使った広告例です。
これは30歳位までの転職希望者をターゲットとし、
「憧れの職業である金融機関の仕事を辞めてまで職人を目指す仕事・会社ってどんなの?」という興味を持ってもらうことが前提です。
そして当社のホームページを見てもらうこと、そして中身を知ってもらうことを目的とし「応募~採用」につながった一例です。
この内容では求人専門誌ではなかなか掲載をOKしてくれなかったので地域の情報誌に載せたのですが、それも功を奏した一因かもしれません。
求人広告を行う際、条件や募集内容ばかり並べ立てては「数多ある求人情報」の中から浮き出させることはできません。
広告とは
・まず目に触れてもらう
・興味をもってもらう
・何らかのアクションをしてもらう
ことが重要であり、反響~採用につなげる第一歩なのです。
以上、全4回に渡り「求人誌で反響を得る方法」をお伝えしました。いかがでしたでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。
最後に補足を。
既にお気づきかもわかりませんが、この広告戦略を行う前に必ずやらなければいけない大事なことがあります。それを前提にしないとまず反響は得られません。
それは『ホームページを充実させること』です。
今やインターネットで何でも調べられる時代になりました。求職者に限らず、取引先やその関係者は必ずと言っていいほどその会社のホームページを見ます。言わば会社の顔なのです。
ホームページのない会社はまず反響を得るのは難しいと言っていいでしょう。
しかもホームページを作るだけではダメです。
その会社の普段を知ってもらえるよう中身を公開することです。ホームページを作る、リニューアルするのが難しい方はFacebookやYouTubeを活用するのも有効です。今一度見直してみてはいかがでしょうか?
では長くなりましたが、是非、1人でも多く応募者が増え、御社の事業が繁栄されることを願っています。