~求人誌で反響を得る3つの方法~
全4回のうちの第2回目となります。
では、3つの方法(・3Kの法則・3W1Hの法則・AIDMAの法則)のうち、1つ目の方法
『広告を選べ! 3Kの法則』の中身をご紹介していきます。
その3Kとは?ですが、その内訳は以下になります。
1.K = 『コスト』
2.K = 『広告媒体』
3.K = 『カスタマー』
(本来カスタマーは「customer」、コストは「cost」で「C」なのですが、勝手に名づけましたのでその辺りはご容赦ください。)
まず1つ目の『K』はおわかりですね?
『広告費の予算を決める』ことです。
自社が捻出できる予算、広告媒体や取引する広告会社によっても費用が変わってきますが、予算を決めてそれを忠実に実行しないと広告費が『投資』ではなく『支出・費用』になってしまい『無駄金』となってしまいます。
もうひとつは、広告は、費用対効果が出にくいので、費用を削減してしまい、逆に効果が薄れてしまうパターンがあるということです。
予算がないからといって広告の隅っこの方に小さく掲載すれば、当然視界に入る確率はグンと落ちます。
予算との兼ね合いもありますが、戦略も明確になってくれば思いきって集中的に投下していくことも重要です。
次に2つ目の『K』は、
『広告媒体を選ぶ』ということです。
求人広告は何も求人雑誌だけではありません。新聞、地域情報誌、単チラ(1枚もので折込広告する)、ロードサイド看板、バス・タクシー・電車、駅など多種多様です。
もちろんインターネットを活用するという方法もあります。(インターネット広告について触れると、それだけで記事の量が莫大になりますのでまた別の機会に触れていきます)
これは次回お話しする『3W1Hの法則』や『AIDMAの法則』とも絡み合ってきますが、
『どれだけ見てもらえるか?』にかかってきます。
その為には視界に入るよう『目立たせる』必要があります。求人誌は求職者に対して目に触れてもらいやすい一方、数多ある求人情報の中に埋もれてしまうという短所もあります。
まずは見てもらえなかったら意味がないのです。
そして3つ目、最後の『K』であるカスタマーは
『取引相手である広告会社選び』です。
どれだけ有名な広告会社・代理店に依頼しても『効果』がなかったら意味がありません。そして担当がどれだけ親身にサポートしてくれるかです。
中には歩合制でやっている広告会社・代理店もあり、自分の売り上げと歩合の為に、歩合の良い広告媒体と、根拠ない営業トークで「とりあえず求人広告に載せてもらえば…」という営業マンも少なからずいます。
データを持ってさまざまな角度から提案してくれる広告会社・代理店はそれほど多くありませんので慎重に選びたいところです。
そして同じ広告媒体でも、広告会社・代理店によって費用が変わってきますので、数社ピックアップし、相見積りもする必要もあります。
以上、『広告を選べ! 3Kの法則』の中身をザックリとご紹介しました。この内容は当たり前と言えば当たり前なのですが、意外とおろそかにしがちなのです。
今回の『3K』の特に『広告媒体選び』は、次回の『ターゲットを絞れ! 3W1Hの法則』と絡めてご説明していきますのでご参考にしていただけたら幸いです。
それでは、また次回お会いできることを楽しみしております…