ご覧の通り、ここに、お酒とおつまみの写真を載せました。
なぜ、いきなりこんな写真を載せたのでしょうか?
その理由はたった1つ。この写真のお酒に「人材確保を成功させる大きなヒント」が隠されているからです。
というのも私、実はこう見えて(どう見えて??)お酒が得意ではありません。
あまり飲まない、、というか普段は飲みません。飲めないんですね。
それには理由…というか、さまざまな背景があるのですが(親が酒乱だったとか、悪酔いしてすぐに暴れる人が身近にいるとか、お酒を飲むと酔う前に気分が悪くなるとか、病気が気になるとか…です。)、
誰かに「飲みに行こうや!」と言われると、体が勝手に拒絶反応を示してしまっていたのです。
ある人の「ひとこと」を聞くまでは…
そのある人も、お酒が好きではありませんでした。でも、、
- お付き合いで飲まなければいけない、
- 酒の場で「飲めませんよ~」って言った瞬間、場がシラける。
- 仕事が受注できなくなる…などなど、
何とかして飲めるようになれないか?と悩んだ末、ある考えに至ったそうです。
そのある考え、というか視点を変えた結果、お酒が飲めるようになったんだとか。
そして、そのある考えを私にも教えてくれた結果、私もお酒を少しずつ飲めるようになったんです!
ではその考えとは一体何なのでしょうか?
それは、、、
「お酒は飲むものではない、香りを楽しむもの」ということだったんです。
そのひと言が、私にとってはとても衝撃的でした。なぜなら私は匂いフェチというか、かなり匂いに敏感だったからです。
鼻の通りが良ければ、周りの人が気づかないような、かすかな匂いにも反応します。
そして普段から紅茶の香りを楽しむ私の姿を見て、その人は「お酒は香りを楽しむ」という視点を私に与えてくれたのでした。
- どれだけ酒が飲めるか?
- 酒は飲まなきゃ強くならない!飲んで吐いてナンボのもんじゃい!
- ガーッと飲んでパーッと騒ごうやないかい!
そんな固定概念がこびりついていた私の頭の中を、
「飲むのではなく、鼻から抜ける香りを楽しむ。」
このたったこの1つの(お上品な)視点を与えてくれたおかげで、お酒に対して嫌悪感さえ抱いていた私の考えやモヤモヤを一瞬で取っ払ってくれたんです。
お酒は量じゃない。ガブ飲みしなくてもいい。少しでもいいから香りを楽しむ。そんな飲み方があるんだな…と。
視点を変える。これだけで世界観がガラッと変わることがあります。
さて、やっとココで本題なのですが、コレって人材採用活動でも同じことが言えるのではないでしょうか?
特に人気の無いと言われている業種、業界は「○○業」というだけで相手から拒絶され敬遠されてしまいがちです。
しかし、切り口を変えて相手に伝えるだけで、全く違った世界観が現れ、我々に対する、相手の印象が変わってしまうことがあるんですね。
たとえば、「小売業」→「バイヤー」、「建設業」→「インフラ整備のしごと」、「福祉業→老人を敬うしごと」、「サービス業→人から感謝されるしごと」etcですね。
こういった「視点を変える」ということを相手に与えることで、今まで苦労していたことがウソみたいに人材確保に繋がるケースがあります。
もし、あなたが人材確保に行き詰まりを感じているのであれば、相手のフレーム、見方を変えるようなアプローチをしてみてはいかがでしょうか?
それには相手がどんな固定概念を持っているのかを知ることも重要ですが、ポイントは「業種に捉われないようにすること」です。
私たち自身が「ウチは〇〇屋ですねん」と言っている時点で、もうすでに視野が狭まっています。
あなたの会社、仕事、業界に対し、いろんな角度から光を当てることで、相手のイメージを変えるキッカケができるかもしれません。
是非、視点を変えたアプローチに挑戦してみましょう。
冒頭の写真にあるお酒。長龍酒造さんの「吉野杉の樽酒」って言います。
HP(http://www.choryo.jp/)では、
”酒樽材として最高と言われる、樹齢約80年の「吉野杉」の甲付材のみを使用した樽に樽添えをしています”
と記載されています。
まさにホワ~ンと杉の香りが口の中に広がり、何か懐かしさというか、山の中にいるような、、そんな感じのするお酒です。
私自身、無垢の杉のフローリングを家中に張るくらい杉の香りが好きなんで、なんかこのお酒が好きです。
なかなか売っていないんですが、香り好きの人は一度お試しあれ。