先日、とても興味深い記事が載っていたのですが、
「彼氏が~、なんか~、日本電気?とかいう電気屋に就職するとか言って~、そこらの電気屋とか有り得なくない??」
と、その彼女が友達に話しをしていたという記事です。
そして、
「日本電気」に就職する彼氏に
「別れるってメールして着拒した」というのです。
日本電気株式会社が、あの「NEC」だということを知らずに…
我々は、将来に向けて慢性的になるであろう人手不足を補うために、
求職者、特に若者に対しては、業界の魅力や自社の魅力を充分に伝えていかなくてはなりません。
しかし、いくら求職者にアピールし、興味を持ってもらっても、
家族であったり恋人、友人から反対される可能性が多いにあるのです。
たとえば、建設業の仕事をしている親が、息子に対して
「就職するなら絶対に建設業だぞ!」と胸を張って言える人がどれだけいるのでしょうか?
いくら我々が必死になってアピールしたところで
「建設業なんて、危ないし、しんどいだけで、儲からんしやめておけ!」
と言う親や周囲がいれば、その人を採用するのは困難です。
その周囲の人が感じる、自社や業界のイメージから変えていかなければ人材を獲得することが難しくなります。
「○○工業」や「○○建設」はダサい!
そう烙印を押されないよう、いろんな方面から「良いイメージ」を持ってもらう努力が必要ですね。