各学校の新卒採用に関しまして、小さな会社は大企業とは違い、
求人票を出すだけでは効果がない
と幾度か申し上げております。
ではどうするか…。
方法はいくつかございますが、まずは
各学校の進路指導・就職指導の先生方と直接お会いし、自社の存在をアピールすることが人材獲得への近道となります。
先日、
「どうやって学校、進路指導の先生にアプローチして行ったらいいのかわからない」
というご質問を頂戴しましたので、まだアクションを起こしたことがない方に向けて、今回は簡単にご説明しようかと思います。
どうやって学校サイドと接触していくのか?
よくアポイント無で訪問している企業さんがおられますが、まず飛び込みで訪問しても学校へ入り込むのは難しいかと思います。
昨今、防犯上の関係で、校内へ入ることすら規制されている学校が増えました。特に高校は日中、門を閉めている所がほとんどかと思います。
それと平日の授業のある時間帯に行ってもまず難しいでしょう。受付係が対応してはくれますが、進路指導の先生方とお会いするのは難しいです。
ですので
「電話にてアポイントを取る」
ということが先決かと思います。
「○○株式会社と申します。新卒求人の件でお電話させていただきました。進路指導にお繋ぎしていただけませんでしょうか?」
という感じです。
受付の方が担当へ繋いでくれますので、進路指導の先生が出られましたら、
「○○株式会社の○○と申します。新卒採用の件で、御校の生徒様を採用いたしたく求人票を提出したいのですが、弊社のご案内も兼ねてお会いしていただけませんでしょうか?」
というように丁重にお話しします。
そうすれば、進路指導の先生方の空いてる時間帯を言ってくれますので、それに合わせて訪問すればいいのです。
訪問した際には、お互い有益となるような情報交換をしてください。
自社の業界の流れや、将来性、こんな人に活躍して欲しいなどの希望や、最近の生徒の動向のヒアリング(就職したい業種、価値観)などです。
身なり、話し方、同業他社への誹謗中傷など、イメージダウンになるような事は絶対に避けなければなりません。
建設業界や製造業の方、特に社長自ら訪問活動をしている場合は、横柄な態度をしている人が散見されます。
これは絶対にやめましょう!
専門学校・大学などの学生を獲得したいのであれば、就職活動時期が早いので、早めの訪問活動が望まれます。
高校であれば、夏休み前に進路相談を行いますので、「採用活動解禁日以降~夏休みに突入するまで(7月の初旬あたり)」が望ましいのですが、夏休み中の訪問活動でも決して遅くはありません。(2番手、3番手を狙うのであれば、むしろ後出し訪問の方が良い結果につながることもあります。)
以上、ざっと説明しましたが、「進路指導の先生との繋がりを作ること」これが大きなポイントです。
是非、結果に繋げてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。