最近、若者が仕事を辞めてしまうことについて、周りからよく耳にするのが
LINEを通じて
「今日限りで辞めさせてもらいます」
と伝えてくるということです。
正直、
ナメてんのか!?
と、言いたくなります。よね??
でも、よく考えてみたら、日頃の連絡事項はLINEを通じておこなっていたわけです。
そして、仕事の優先順位が遊びと同じくらいであり、
仕事を辞めるということを
「友達との遊びの約束をキャンセルするような感覚」
でいる若者が少なからずいるのです。
そうなればLINEで「仕事を辞めます」と連絡してくるということも一理あるのかな…。と考えてしまいました。
私のところでも先日、新入社員の5月病に対してメンタルケアをしていこう!と思った矢先に「LINEで辞めます」騒動が起こってしまいました。
「仕事をナメすぎてるな!」と言いながら
「引きとめてくれ!」
と幹部に言われ、あの手この手で引きとめるのが、私の仕事でもあるのですが、、、
本人の中で辞めるスイッチが入った時点で、私が引きとめに入り、留まる確率は、正直低いです。
そして仮に留まって仕事を続けたとしても、それを乗り越え、成長してくれる人間になってくれるかと言えば、そうとも限らないというのが私の持論です。
こういう時は、辞める人間にしがみつくことなく、
なぜ辞めたいのか?
今までの仕事ぶりはどうだったか?
を見極めたうえで、さっさと新しい人材を受け入れることに力を注いだ方が良いでしょう。
話しは戻りますが、今回の出来事で、
目の前の問題は
「辞める時はLINEではなく、口頭で告げるか、書面にて伝える」
ということを周知する事になりますが、
大局的な問題では
「若者が、人生や生活の中で、仕事の優先順位を1番にもってくるにはどうしたいいのか?」
という大きな課題が浮き彫りになったような気がします。