「私が人材を獲得するための3つのポイント」シリーズ
第3回目は最終回の、
「応募したくなる自社の環境づくり」とは?
についてのお話しです。
これは読んで字のごとく、
「相手が応募したくなるような社内の環境整備に努めましょう」
ということなのですが、
ここにも大事なポイントがあって、
自分からの目線ではなく相手からの目線で考えることです。
相手が仕事をするにあたって、不安に思っていること(応募する障壁となるもの)を事前に把握し、それを取り除く環境をつくるということです。
また私の事例でいきますが、
・建設業界にありがちな長時間労働はさせません!
(週休2日制の導入・リフレッシュ休暇の取得)
・1日でも早く1人前になろう!
(マンツーマンで仕事の指導をしています。些細な事でもわからない事は先輩に聞こう)
・知識と技術の向上をはかるべく、定期的な勉強会・研修会をおこなっています。
(自分の財産を築いていこう)
・資格取得の支援を行っています。(目指せ!エリート街道)
・NOパワハラ!(威圧的な言動はいたしません。)
etc・・・
さまざまな事が考えられますが、私の会社では業務に支障が出ないよう、トライ&エラーを繰り返しながら、環境整備に徹底的に取り組んでいます。
それが人材を確保するために必要なことなのです。
そして
「こんな事に取り組んでいます!」
とリーフレットにしたり、仕事中の勇ましい姿をホームページやSNSでアピールすれば、必ず「応募してみよう」という人が現れるのです。
人材獲得に悩んでいる小さな建設・工事会社は、ここに力を入れていないのです。
なぜなら、従業員数も少なく、
「自分のことで手いっぱい」と言い訳をしてしまうからなのです。
しかし「そんなのムリ!できない!」というのは言い訳に過ぎません。
「とりあえず人が獲得できたらいいという考え」は、人材の獲得ができないばかりでなく、離職率を高める大きな要因となります。
そして入社してきた人間に対する蔑視行為だと私は思っています。
自社でできることを徹底的に絞り出し、取り組むべきです。
以上、「私が人材を獲得するための3つのポイント」シリーズをお伝えしてきました。
人材獲得に困っておられる小さな建設工事会社の方に少しでもお力になれたら幸いです。