先日、新たに「求人を見て応募したいのですが…」
という問い合わせをいただき面談をしました。身なり、応対とも良く好印象を持てる青年でした。
4月に新たな仲間も加わり、またさらに応募していただけるということは
「人材募集なんて誰にでもできる」
と周囲に思われながらもコツコツと採用活動をしている私にとっても非常に嬉しい限りです。
ところで、私が今の所属する会社で人材採用を担当するようになってから
「あきらかに変わった」と社長に言われた事があります。
私が採用担当をする以前の採用活動を聞いていますと、その変化には私自身も感じてはいました。
その変化とは…
応募してくる人の層が変わった
ということです。
今までは、金髪にピアスをしてくる人(それが悪いとは言いませんが…)、平気で遅刻や無断欠勤する、血の気の多い人など、非常識な人材ばかりが集まってきてはすぐに辞めていくという繰り返しだったそうです。
しかし現在は、仕事に真面目な人、遅刻どころか待ち合わせの5分前には必ず来ている人、力仕事ができるか心配なくらい線が細い人、おとなし過ぎる人etc…あきらかに層が変わっているのです。
変化にはさまざまな理由があり、今は確信がもてないので割愛しますが、
商売の言葉に
「お客様は自分を映す鏡だ!」と言うことがありますよね。
それが人材採用にも当てはまるような気がするのです。
人の印象は相手が決めることなので、私が真面目な人間で、体の線が細くて、おとなしいかはわかりませんが(笑)、少なからず「気持ちをこめて」採用活動を行っていることには間違いありません。
ですから求人の
「応募者は自分を移す鏡だ」なのです。
ちょっと不思議なお話しですので信じなくてもいいとは思うのですが、
良い人材(良い人材の定義は人それぞれ、会社それぞれですが)を採用しようされるならば、
まずは窓口になる人事・採用担当者が、いろんな角度から自分の内外面を見直し、
「良い人材を引き寄せる」ことに挑戦してみてください。