「やる気がないのか!?」「やる気が足らん!」「やる気を出せ!」
そんな言葉を部下に発していませんか?
たとえば、あなたにテンションが下がるようなアクシデントが起これば
「やる気が失せるわ…」
って発言したことがあるのではないでしょうか?
そうです。やる気がないのは
「本人にやる気がない」
のではなくて、周りが
「やる気を無くさせている」
可能性が大きいのです。
やる気を削いでしまう要因の1つとして「言葉」があります。
暴言や精神論を言っていませんか?言っていることと、やっていることが不一致していませんか?
「オレが若い時はこうだった」に固執して教育していませんでょうか?
「人が育たない」「すぐ辞める」とお悩みの企業様ほど、この精神論に固執しているのです。
本気で人材教育にお悩みなら、この「精神論」はもうおさらばしてください。
10、20年前と現在の価値観や環境の変化は雲泥の差。
右にならえの集団行動・目立つ行動が非とされてきた環境ではなくなってきたのです。
そして集団行動の教育が「自発性・発想力を生み出さない」「グローバル化に対抗できない」として逆に問題視されてきているのです。
それに如何に早く気づき対応するかで、現代の若者の能力を発揮できるかできないかにかかってくるのです。
それでも「職人の世界は厳しい。甘くみられては困る!気合いが足らないんだ!忍耐力が必要なんだ!」と頑なに主張している人もおりましたが、忍耐力をつける前に若者が辞めてしまっているのですから元も子もありません。
若者をやる気にさせる唯一の方法とは?
現代の若者を成長させ、力を最大限発揮する方法があります。
その方法とは
・褒めること
・達成感を与えること(小さい事から)
・新しいことにチャレンジさせることetc..
です。
ようは仕事でワクワクさせることがイチバンの近道なのです。
最もわかりやすいのは「キレイな女性をそばに置いておくこと…」なのですが、それはなかなかできませんので(笑)。
専門的な言葉でいえば「ドーパミンを放出させる」ことです。いわゆる「脳内麻薬を発する」ことにより脳を活性化させ、さまざまな能力を高め発揮させることができるのです。
そして消極的な人間も積極的になってしまうというから驚きです。
脳に関する研究が進み、現在では「脳内麻薬」と言われる物質が20種類以上もあることが明らかになっています。
ワクワク、夢中にさせることで、仕事を「やらされている」のでなく、
「やりたい」=「やる気が出てくる」となるのです。
そして「知らない間にこんなに成長していた」となってくれたら我々教育者も嬉しい限りです。