人手不足で悩むのはもう終わり!中小企業”新たな”人材獲得戦略

毎年過熱している新卒(高卒)求人。

10年前に比べると、

高卒の求人倍率は全体的に
約4倍にも跳ね上がっている
そうです。

こんにちは、藤村です。

たしかに実際に活動をしていると・・

就職率の高い商業・工業高校の単独求人倍率を見れば、

10年前は約8倍、
今はゆうに30倍を超えていますから、

あながち嘘ではありません。

そして今は大企業まで
高卒求人に手を伸ばしてきていますから、

もう中小零細は太刀打ちできない状況です。

だって知名度&資金力で完全に負けてますから。

学校側も対応がぜんぜん違う。

大企業は歓迎され、
中小零細なんて鼻糞扱いです笑。

そんな状況を打破するには??

目次

新たな人材市場で求人難を解消

起死回生できる千載一遇のチャンス

今の状況を口を開けて待っているだけでは?

廃業の文字がただやってくるだけです。

ではどうすべきか?

私のクライアント様は、
外国人雇用にシフトして行っています。

もう既に外国人を雇用している人は、
以降の話はあまり参考になりません。

ですが、

今後外国人雇用を考えている人は・・
一度目を通してみてください。

新たな市場で人材を確保するメリット

中小零細企業こそ
外国人を雇用をすべき理由は以下の通りです。

  • 日本の若手人材より人材を確保しやすい。
  • 同年代の日本人に比べ、労働生産性が高い。
  • 然るべき待遇をすれば定着率が高い。
  • 向上心も高い。etc…

今後急成長する人材市場で知っておくべきこと

低賃金で雇用できるは間違い

巷では「低賃金で雇用できる」と言われていますが、

実際はそんなことはありません。

たとえば技能実習生(今後は”育成就労”制度に移行)や特定技能1号では、賃金以外に以下のコストが発生します。

  • 利権団体への上納金(協会等へ支払う年会費)
  • 外国人の管理委託費(毎月)
  • 社宅の提供(一定額の家賃負担・家電等の用意)
  • 一時休暇(帰国)の支援(有休や特別休暇の提供)etc..

これら、企業側が負担することになります。

年会費も管理委託費も決して安い金額ではありません。

しかも日本人同等の賃金を支給しなければ、

国交省から追及され、認可が降りにくくなります。

ですから「外国人労働者は低賃金で雇用できる」は間違いで、

むしろ雇用コストは上がります。

投資対効果は正直高い

生産性が高い

それでも外国人労働者を雇用する理由は、同年代の日本人に比べ投資対効果が圧倒的に高いからです。

現場の肌感覚で言えば、「おいおい日本人、うかうかしてられへんぞ!」ってレベルです。

もちろん、国別は個人差の特性はありますが、、、

たとえば日本人の若者なら、

  • 残業はしたくない。
  • 週休2日で休みたい。
  • 有給の取得は必須。
  • 義務を果たさず権利ばかりを主張する。

一方で外国人は?

  • 残業したい!
  • 休みなんて要らない、
  • もっと働きたい!

そんな労働意欲。

もう、これだけで差が出ていますよね。

向上心が高い

他にも資格。

日本人の若者は3年経っても資格が取れない。

でも外国人は1年で取得。

日本語がまともに理解できないのに…です。

聞けば、仕事が終わって
家に帰ってからずっと勉強しているそうです。

この意欲の違いからしてもう、
ヤバ〜〜い!状況なんですよ。

クライアント様は「今まで必死こいて高卒求人に力を入れていたのは何だったんや!」と言わしめるくらいのレベルです。

廃業か?成長か?

結局は投資対効果があるかどうか

中には「いや、日本人でも能力の高い人はいる!」そう思うかもしれません。

たしかにそうでしょう。

しかし、そのような有能な人材は、知名度の高い企業や待遇の良い会社が持って行ってしまいます。

「いや、今は有能な人材じゃなくても、頑張って育成すれば有能な人材に化ける!」

そうも思うかもしれません。

ですが、有能な人材に化けるために育成ノウハウが中小零細企業にあるか?と言われたら・・・

答えはNOじゃないでしょうか?

そしてもし、そのノウハウがあったとしても、

もし地道に育成したとしても、

5年後にはその人材はいるのか?と言われたら、

厳しいものがあります。

ゲームチェンジャーになり得る

実際、クライアント様もそうでした。

結局は投資したものが回収できない状況だったわけです。

「それなら外国人受け入れてみるか!」で、状況は一変。

まず吸収率がスポンジレベルなので「教えがいがある!」と社内から好評価。

外国人の意欲に負けてられない!そんな社員も増えましたし、

外国人の持ち前の明るい性格で、社内も雰囲気もグッと良くなっています。

極論、「もう高卒採用、要らなくねぇ??」そのような雰囲気になっています。

たとえば東南アジアは人口も多く、年齢層も若い。

日本のように少子高齢化ではありません。若者がいっぱいいるわけです。

仕事を選り好みする日本人。あえて日本の若者を採用するメリットはどこにあるのか?

もう、そのくらいの域まで来ちゃっているんですよ、日本の労働市場は。

今、世間を賑わす社会問題

日本に潜む2つのリスク

世間では、外国人移民反対の声がにわかに広がっています。

私自身、外国人を雇用することで移住者が増えることには、必ずしも賛成ではありません。

日本の文化が毀損させられたり、犯罪が増える。そのような心配もあります。

とは言え、日本が好きで日本の文化や価値観に寄り添おうとする外国人が多いのも事実です。

私の個人的な意見ですが、、

日本で犯罪を犯す外国人は大きく分けて二通りあると思っています。

  • 1つ目は、犯罪を犯す前提で日本に入国してくること。これはもう論外です。
  • もう1つは、日本で働き、会社から理不尽な対応を受け、行き場を失い、犯罪を犯さざるを得ないパターンです。

たとえば、経営者に搾取されているケース。

  • 残業代・休日出勤は出さない。
  • 日本人と区別する(いわるゆ差別)。
  • 危険な仕事をやらされる。罵倒や暴力を受けるetc..。

実際、そのようなケースを耳にすることが少なくありません。

もうこれは倫理の問題。日本側の問題です。

そりゃ日本に対するイメージは悪くなりますよ。

決して外国人だけが悪いのではありません。

社会問題化する根本的な原因

原因を突き詰めれば、

  • 外国人労働者が低賃金になり、権力者が得する利権構造。
  • 人権を無視した今だけ金だけ自分だけの経営者の蔓延。

これで「外国人の犯罪が増えている」「外国人が悪い」となったら話がおかしくなります。

これは外国人の問題ではなく、日本側の問題。

外国人という労働力を使い、
今だけ金だ自分だけの利権構造を生み出す。

これは日本の恥とも言えます。

日本という国の信頼を高めてきた先祖にも失礼。

対外的に日本の信頼を低下させる行為です。

今後は日本はどうなる?

雇用する勇気はありますか?

日本に外国人が増えれば違和感を覚えるかもしれません。

しかし、そもそも日本国は何千年前から、さまざまな人種が混ざり合ってきたと言われています。

さまざまな文化や価値観を吸収し共存させ、さらに発展していけるのも日本人の良いところです。

だって正月は神道。葬式は仏教。クリスマスになればキリスト教。こんな民族は日本だけじゃないでしょうか。

私自身、外国人雇用と育成に携わって、外国人に対するイメージが良い方向に変わりました。

そして、日本人もぬるま湯に浸っている場合ではありません。

油断していると外国人に仕事を奪われるでしょう。

そうやって危機感を持ちつつ、切磋琢磨して互いにパフォーマンスを上げていってほしいですね。

外国人雇用に関しては、今後法改正がされていくでしょう。

雇用しやすくなるか、雇用しにくくなるかはわかりませんが、

人手不足で窮地に陥っているのでしたら、外国人雇用をご検討ください。

もちろん受け入れる国や個別性によっても変わりますから、

慎重に検討する必要はありますがね。

それではまた。

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