- 新卒の初任給引き上げラッシュ。
- 初任給30万円超えも珍しくない。
- 中高年社員と給与”逆転”も。
そんなニュースが
流れています。

こんにちは 藤村です。
私、藤村は超氷河期世代。
この記事を見て素直に、
不公平感がハンパないな〜と、
感じてしまいました。
だって私たちが社会に出た頃は
本当に就職口がなく、
アルバイトや契約社員が当たり前。
正社員として採用されても
初任給15万円とかでしたからね。
しかもサービス残業は当たり前。
時給に換算すれば
1時間あたり500円以下だったような…
そんな記憶があります。
・・・・・・・・・・・
いつの時代も
就職超氷河期世代は冷遇。
ちなみに全世代で
氷河期世代が一番、
生涯収入が少ないんだそう。
まさにワーキングプア世代。
コレを聞いて
氷河期世代の方はどう思いました?
かなり憤りを感じているでしょう。
・・・・・・・・・・・
でもね、、、
ハッキリ言うと、
世の中に不満を感じる思考は、
負け犬の考え方とも言えます。
なぜなら、
ピンチはチャンスだからです。
そのような冷遇に
晒されるからこそ、
歯を食いしばって、
見返してやる!!!
という成長意欲が
湧いてくるものです。
・・・・・・・・・・・
そう思えば、
今の若者は逆に、
非常に危ない!です。
だって、
チヤホヤされているから。
・・・・・・・・・・・
お金を支払う側から
考えてみましょうか。
初任給30万円超えの待遇を支給して、
会社側が得られるメリットは??
「若さだけ」です。
つまり求めているのは
アグレッシブさと、伸び代。
そして時間の経過とともに、
給与に見合うリターンがあれば
良いのですが、
そうじゃなければ??
生産性を産まない人に
お金は払いたくありません。
ということは、
周りからチヤホヤされ、
腫れ物に触るように扱われ
スキルも何も身につけず、
のらりくらりとやっていると?
痛い目に遭うのは本人です。
・・・・・・・・・・・
今は溢れかえるほど求人があります。
- 仕事が気に入らないから転職する。
- 求人は山ほどあるから大丈夫。
そんな感覚で仕事をするのも今はアリ、、
かもしれません。
でももし、
大きな不景気が襲ってくると?
年齢を重ねた
生産性を産まない人間は、
真っ先に詰んでいきます。
・・・・・・・・・・・
リストラに遭う。
転職しようにも就職できない。
そうやってバブル時代に
もてはやされた新入社員の多くが
バブル崩壊後にリストラに遭い、
転職先が見つからず、
路上生活を余儀なくされましたよね。
・・・・・・・・・・・
私は当時、
大阪に住んでいました。
毎日のようにホームレスが増え、
中にはスーツ姿のまま
ホームレスになった人も
たくさんいました。
スーツは破け、
段ボールを巻いている。
ゴミ箱にはホームレスが集まり、
取り合いでケンカしている。
夜になれば、
足の踏み場もないほど
路上にはホームレスがヨコに
なっている。
スキルがないとそんな状況が、
自分の身に降りかかる・・
茹でガエル現象じゃないですけど、
ぬるま湯の環境は本当に
危険なんですよね。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」
ですよ。
・・・・・・・・・・・
氷河期世代にとって
実はピンチがチャンスだった。
私もコレにもっと早く気づけば良かった。
30代半ばになって痛感しました。
・・・・・・・・・・・
問題があるからこそ
成長できるチャンスが
生まれてくる。
私たちに降りかかってくる
大きな障壁は、
神様が与えてくれた
成長できるチャンス。
それをいつまでも
誰かのなにかのせいにしていたら、
いつまで経っても成長できません。
そのピンチがない、
今の若者にとって今の環境は、、
実は不遇なのかもしれません。
ですから、
常に成長意欲を持っていこうでは
あーりませんか!!
・・・・・・・・・・・
最後に、
ごぼうの党の党首「奥野卓志」氏の
名言をお伝えして、
お別れしたいと思います。
”この世は魂を磨く教習所である。”
それでは〜。