人手不足の会社に告ぐ!人が定着しない根本的な原因

藤 村

こんにちは、藤村です。

今回は、
慢性的な人手不足に悩む会社の
人が定着しない根本的な原因
について、
言及してみたいと思います。

先日、
斉藤一人さんの本を
読んでいた時に

「いやぁ、ホントそうだよなぁ〜」

そう思える名言がありました。

それは、、
大切にしたものは残るよ
という言葉でした。

たとえばお金。

お金を大切にしてきた人は
お金が残っていますよ・・
って意味ですね。

いやいや、
お金なんて残ってないよ。

そういう人もいるでしょう。

そう言う人は、
お金以外のことを大切にしてきた証。

そう、一人さんは言っています。

たとえば、

家族のためにお金を使ってきた人は、
家族を大切にしています。

趣味のためにお金を使ってきた人は、
趣味を大切しているはず。

スキルを習得するために
お金を払ってきた人は、
スキルが残ります。

そうでなければ、
お金は残るはず。

そう一人さんは本の中で
言ってました。

ということは・・?

人のためにお金を使ってきた人は、
人を大切にしている。

つまりは人が残るはず…です。

しかしながら、
現実はどうでしょうか?

  • 人材を確保しても成長しない、
  • 成長しないどころか、
  • 定着すらしてくれない。

そんな人手不足に陥っている会社は?

人を大切にしていない証拠…

とも言えるではないでしょうか?

「いやいや、
 給料はちゃんと払っているやんか。」

そう思った方は要注意。

「お金を払う=人を大切している」
とは限らないからです。

これが人間の難しいところです。

なぜなら人は
「お金のためだけ」には
働かないから。

感情的な生き物だからです。

人が求めているのは、
お金だけではなく、

  • 承認
  • 成長
  • やりがい
  • 居場所などです。

つまり、人を大切にする会社は、
ただ給料を払うだけではなく、

「この会社で働いてよかった」と
従業員が思える環境を作ることに
力を入れています。

たとえば…

コミュニケーションを増やす
(雑談や面談の機会を作る)
感謝を伝える
(「ありがとう」の一言が意外と大きい)
成長の機会を与える
(スキルアップの支援や挑戦できる環境)
安心して働ける環境を整える
(休みや福利厚生、心理的安全性)

こうした努力をしている会社には、
自然と「人」が残ります。

そして、
その人たちが会社を支え、
成長させていくのです。

で、結果的に大きな売上となって
お金が舞い込んでくる。

そんな好循環が生まれています。

お金を残すために、
従業員大切アピールして
見せかけのパフォーマンスをおこない、

給与をケチったりする経営者も
中にはいます。

そういった経営者は論外ですが、、

「給料を上げれば人は辞めない」
そう考える経営者も少なくありません。

もちろん、給料は大事です。
しかし、それだけでは人はついてこない。

  • 上司がちゃんと話を聞いてくれるか?
  • 自分の成長を感じられるか?
  • 仕事にやりがいがあるか?
  • この会社で働くことに誇りを持てるか?

こうした要素が欠けている会社には、
いくらお金を払っても人は定着しません。

むしろ、給料が良くても
「つまらない」「報われない」と感じれば、

もっと条件のいい会社へ
転職してしまうでしょう。

「大切にしたものは残る」。

今のあなたの会社に
残っているものを見れば、

何を大切にしてきたかがわかります。

人がどんどん辞めていくのなら、
それは「人を大切にしてこなかった結果」。

他のものを大切にしてきたのかも
しれませんね。

しかし、
今からでも遅くはありません。

人を大切にする経営を始めれば、
必ず「人」が残る会社になります

あなたの会社は
何を大切にしますか?

それではまた。

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