年商100億円社長が語る“売れるデザイン”の本質とは?
あなたのホームページやLP(ランディングページ)、実はデザインが足を引っ張っているかもしれません。
- 「内容には自信があるのに、なぜか反応が悪い…」
- 「セールスコピーを磨いたのに、全然売れない…」
そんな悩みを抱えているなら、この記事を読む価値は大いにあります。
今回は、年商100億円企業の社長・小川忠洋氏が語った「売上を上げるWebデザインの本質」を、マーケティング目線でわかりやすくまとめました。
デザインひとつで、売上は2倍以上変わる
小川氏が実際に行ったテストでは、コピーを一切変えずに、デザインだけ改善したページで「コンバージョン率が2倍以上」になった事例もあるとのこと。
なぜそんなことが起こるのか?理由はシンプルです。
ユーザーは、まず“見た目”で判断するからです。
そして、見た目が悪いと「読む前に離脱」されてしまう。
つまり、どれだけ優れたセールスコピーも、読まれなければ意味がないのです。
セールスコピー全盛時代からの変化
かつては「汚いページが売れる」だった
かつては「汚いページのほうが売れる」という迷信がありました。
これは、コピーの力に頼る“ダイレクトレスポンス広告”の時代背景によるものです。
しかし今や時代は変わりました。
現代のユーザーは、洗練された見た目=信頼の証と捉えます。
Webデザインは“信頼”と“理解”をつくる武器
小川氏は語ります。
「デザインとは、商品の価値を伝えるための設計図である」
デザインの役割は「オシャレにすること」ではありません。
“価値を伝え、行動を促す”ための構造なのです。
デザインが担う3つの役割
- 商品・サービスの価値を視覚で伝える
- 情報を整理し、理解しやすくする
- ユーザーの行動を導線で誘導する
この3つを押さえるだけで、CVR(コンバージョン率)を上げることが可能です。
【実践編】売れるLPデザインのポイント5選
- ファーストビューで価値が一瞬で伝わるか?
- キャッチコピー×魅力的な画像で視線をつかむ
- テキストが読みやすいか?
- 行間・フォント・改行で視認性を確保
- ボタンが押しやすい・目立っているか?
- CTAの色・配置を工夫する
- ルールに従って情報を整理しているか?
- 色は3色以内・サイズは3段階が基本
- 信頼感あるデザインをしているか?
- デザイン崩れ・素人感を排除する
これらを「意識」するだけで、確実に売れる土台が整います。
「個性を出す前に、まず真似せよ」
初心者がやってはいけないデザインの落とし穴
初心者がやりがちなのが、
- 無駄に個性を出そうとする
- あれもこれも機能を使いすぎる
- “近場”の競合を真似してしまう
これでは、売れるデザインにはなりません。
まずやるべきは、「成功しているページの徹底的な模倣」です。
特に以下のようなサイトは、プロの知見と予算が詰め込まれているため、教材として最適です。
- Google、Apple、SalesforceなどのプロダクトLP
- リスティング広告に出てくる上位のランディングページ
- Amazonや楽天の売れ筋商品ページ
小川氏もおすすめ!デザイン初心者が読むべき2冊
デザインの基本を身につけるには、以下の書籍がおすすめ。
なるほどデザイン | 感性と直感に訴えるビジュアル本 |
ノンデザイナーズ・デザインブック | 論理的に学べる定番教科書 |
まとめ|セールスコピーが読まれないのは、「見た目」で損しているから
- 「いいこと書いてあるのに売れない」
- 「アクセスはあるのに反応がない」
その原因は、もしかすると**“鼻毛が出てるようなデザイン”**かもしれません。
小川氏はこう語っています。
「トップのデザイナーを目指す必要はない。70点のデザインができれば、それだけで売上は上がる」
これは、すぐにでも始められる“最も簡単で効果的な改善ポイント”です。
あなたのLP、売れるデザインになっていますか?
“コピー”に全力を注ぐあまり、見た目が足を引っ張っていませんか?
まずは、「伝わるデザイン」を意識して、今日から変えてみてください。
結果は、すぐに数字で返ってくるでしょう。