- どれだけ機能を詰め込んでも、「売れない理由」がある。
- 年商100億の社長が語る“売れる商品”の本質とは?

こんにちは、藤村です。
今回は、年商100億円クラスの社長が語っていた、
「売れる商品をつくるための3原則」について、
要点だけを絞って解説していきます。
売る商品をつくるための、
本質的なことを言っていましたので、
あなたにもシェアしますね。
- 「分かりやすい商品」は、それだけで強い
現代の消費者が商品を選ぶ時、
最も大きな障壁は“認知コスト”です。
私たちは、理解に手間がかかるものを自然と避けます。
いくら機能が豊富でも
「結局これは何に効くのか?」がわからなければ、売れません。
たとえば、頭痛薬を選ぶ時に
「最近の疲れ・腰痛・胃もたれ・不眠・乾燥肌に…」と並べられたら、
逆に怪しく感じませんか?
人はシンプルに
「頭痛に効く」バファリンを選ぶのです。
機能を増やすことで
“価値が高くなる”と錯覚してしまうのは、売り手側のエゴ。
買い手が求めているのは
「一発で分かる・すぐ効く」シンプルさです。
- 「違い」は、理解より先に“目に留まる”こと
市場にはすでに似たような商品が無数にあります。
その中で「うちの商品は他より性能がいいです!」と叫んでも、
そもそも聞いてもらえません。
なぜなら、ユーザーからすれば
「全部同じに見える」からです。
では、どうすればいいのか?
「豚骨ラーメンが18軒並ぶエリアで、
19軒目の“もっとおいしい豚骨”を出すのは愚か。
そこに“塩ラーメン専門店”を出すべき」
この比喩がすべてを物語っています。
目立つには「違い」が必要。
しかも“誰の目にも明らかな違い”が。
セス・ゴーディンの言葉を借りれば
「100頭の牛の中に、たった1頭の紫の牛を放て」ということです。。
- 売れるまで諦めず“愛し続ける”こと
売れる商品を作るには、
「最初から売れるものを完璧に設計する」必要はありません。
なぜなら…
世界中の天才が集うシリコンバレーですら、
新商品の成功率はたったの【1.78%】。
つまり、売れる商品とは
「育てていくもの」なのです。
最初は上手くいかなくても、
反応を見ながら改善を重ねていけば、
必ず“当たる”確率は高まります。
ただし、それを実現するには
「惚れ込んでいる」ことが前提です。
売る側が愛していない商品は、
すぐに捨てられてしまうから。
まとめ
売れる商品は、この3つだけでいい。
- 分かりやすいこと
- 他と明確に違うこと
- 売る側が惚れ込んでいること
そして何より大切なのは、
「ライトユーザー」の視点で考えること。
マニアに刺さる商品ではなく、
“よく知らない人が見ても、
すぐ伝わる”商品を作ることが、
売上拡大のカギです。
「売れる商品を作る」とは、
たくさん足していくことではなく、
どれだけ“削れるか”の勝負。
- あなたの商品は、1つの課題にフォーカスしていますか?
- 他と見た目からして違いがわかりますか?
- そしてあなた自身、その商品に惚れ込んでいますか?
この3つを自問することで、商品は必ず“生まれ変わる”はずです。