人生には楽しいこともあれば、
苦しいこともあります。
しかし、
成長の鍵となるのは
「苦しみをどう受け止めるか」…
ではないでしょうか?

こんにちは、藤村です。
苦しみを避けるのではなく、
それを受け入れる。
そうすることで、
自分の軸を見つけ、
より強く成長することが
できる。
そんな気がしますが、
あなたはどう感じますか?
・・・・・・・・・・・・
◆苦しみが成長の原動力になる理由
私たちは、
苦しい状況に直面したときに初めて、
自分が抱えている課題や問題に気づきます。
楽しいことから
学ぶこともありますが、
それは表面的な成長に
とどまりがちです。
一方で、
苦しみは私たちの内面を
深く揺さぶり、
人生の本質について考えさせてくれます。
たとえば、
- 仕事での挫折、
- 人間関係の悩み、
- 大切なものを失った経験etc..
そうした苦しみの中でこそ、
- 「自分は何を大切にすべきか?」
- 「本当に進むべき道はどこか?」
といった問いに向き合うことができます。
そして、
その答えを探す過程で、
自分自身の軸が固まっていくのです。
・・・・・・・・・・・・
◆仏教の教えと苦しみの意味
仏教では、
人生には避けられない
「苦」があると説かれています。
お釈迦様が説いた
「四苦八苦」という言葉があるように、
生きること自体が
苦しみとともにあるのです。
しかし、
仏教は単に「苦しみがある」と
認めるだけでなく、
「それを乗り越える方法がある」とも
教えています。
その方法のひとつが
「八正道(はっしょうどう)」です。
【八正道の8つの道】
- 正定(しょうじょう) – 正しい精神統一(瞑想などで心を安定させる)
- 正見(しょうけん) – 正しいものの見方(真理を理解する)
- 正思惟(しょうしゆい) – 正しい考え方(慈悲と思いやりを持つ)
- 正語(しょうご) – 正しい言葉(嘘や悪口を言わない)
- 正業(しょうごう) – 正しい行い(道徳的に正しい行動をする)
- 正命(しょうみょう) – 正しい生活(人を害する職業を避ける)
- 正精進(しょうしょうじん) – 正しい努力(善いことを続ける努力をする)
- 正念(しょうねん) – 正しい気づき(心を乱さず、今を正しく意識する)
つまり八正道とは、
正しい見方や行い、
考え方を実践することで、
苦しみを克服し、
人生をより良くしていく道です。
つまり、
苦しみは乗り越えるために
存在しているのであり、
それを通じて
私たちはより深く、
より強く成長できるのです。
・・・・・・・・・・・・
◆苦しみを受け入れ、自分の軸を作る
苦しみを避けるのではなく、
それを受け入れ、意味を見出すことで、
私たちは真の成長を遂げます。
苦しみの中でこそ、
自分の価値観や信念が磨かれ、
揺るぎない「自分軸」が
できるのではないでしょうか?
まるで、
強い木が深く根を張るように、
私たちも困難を乗り越えることで、
しっかりとした人生の土台を
築いていくのです。
だからこそ、
もし今苦しみの中にいるなら、
それを嘆くだけでなく、
「この経験が自分を成長させる」と
考えてみてはいかがでしょう?
きっと、その先に
新しい自分が待っているはずです。
あなたにとって、
「苦しみ」は
どんな意味を持ちますか?
それではまた。