「好きこそものの上手なれ」
この”ことわざ”を聞いたことは
あると思います。

こんにちは、藤村です。
「好きこそものの上手なれ」
これは、
「好きなことは自然と
熱心に取り組むため、上達しやすい」
という意味です。
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しかし一方で、
「ものの上手なれこそ、
好きなれ(=上達すれば好きになれる)」
という逆の考え方もあるのでは?
そう考えました。
果たして、
どちらが正しいのか?
考えてみました
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◆「好きこそものの上手なれ」の
メリットと限界
「好きなことだからこそ、
一生懸命に取り組めるし、上達する。」
これは多くの成功者が
語ることでもあり、
確かに納得感があります。
たとえば、
絵を描くのが好きな人は、
時間を忘れて描き続けることで
技術が磨かれ、
プロになることも可能でしょう。
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しかし、
好きなことを追求するだけでは
仕事になるとは限りません。
- 好きなことが自己満足で終わる可能性がある
- 収益につながるとは限らない
- 仕事にした途端に好きではなくなることもある
こうした問題を考えると、
- 好きだからやる →
- 上達する →
- 仕事になる
という流れは、
理想ではあっても、
現実には難しいこともあります。
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◆「ものの上手なれこそ、好きなれ」
の可能性
一方で、
「最初は好きじゃなくても、
上手になれば好きになれる」
という考え方もあります。
たとえば、仕事の中で
「最初はやりたくなかったけど、
やっているうちに上達し、
楽しくなってきた」
という経験はないでしょうか?
このアプローチには、
以下のようなメリットがあります。
- 今の仕事の中で「得意なこと」を見つけ、
- それを伸ばすことでやりがいを感じられる
- 仕事を楽しめるようになる可能性が高い
- 「好きなことが見つからない」と悩む必要がなくなる
つまり、
今の環境の中で
自分ができることを伸ばし、
それを好きになれるようにすることで、
自己満足ではなく、
誰かの役に立つスキルを
磨くことができるのです。
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◆結論:「好きだから上手くなる」も
「上手くなるから好きになる」も大切
結局のところ、
「好きこそものの上手なれ」と
「ものの上手なれこそ、好きなれ」の
どちらが正しいというよりも、
両方の考え方が
状況によって大切なのだと思います。
- もしすでに「好きなこと」があるなら、
- それを極めることで上達し、
- 価値を生み出せるようにすることが重要。
- 一方で、好きなことが見つからない場合は、
- 「今の環境の中で上手くなれること」を探し、
- それを深めることで、やりがいを感じられるようになる。
特に仕事においては、
「好きなことを仕事にする」よりも
「仕事の中で得意なことを見つけ、
それを好きになる」ほうが、
長期的にうまくいく可能性が
高いのではないでしょうか?
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「好きこそものの上手なれ」も
「ものの上手なれこそ、好きなれ」も、
どちらも人生や仕事において
大切な考え方です。
どちらの視点も持ちながら、
自分の可能性を広げていきたいですね。
P.S.
「ものの上手なれこそ、好きなれ」
これは、私が尊敬する1人、
吉野敏明氏が提唱している考え方です。
彼のコンテンツは本当にパワーを
もらえますので、
私も常に動画をチェックしています。
https://www.youtube.com/@yoshinodo
それではまた。